資産運用シリーズ第二弾「金融市場と金利」
どうもマエダです。春の天気は気分屋ですね。雨が降ったり、ピーカンに晴れたりと、洗濯物干すのも大変です。
最近は天気予報も外れが多く困っています…私の感が甘いだけなのかもしれません。
さて資産運用シリーズ第二弾「金融市場と金利」についてやっていきましょう‼
今回はささっと終わらせます!簡単ですからね!
本記事の内容
・金融市場とは何か?
・金利動向について
以上の2点を学習していきます。
■金融市場とは何か?
金融市場を簡単に説明すると「お金の貸し借りをしている場所」になります。
その金融市場の種類としては2種類ありまして
1:短期金融市場
2:長期金融市場
まず短期金融市場とは「1年未満での取引」になり長期金融市場は「1年以上の取引」といった感じです!
短期金融市場には「インターバンク市場」と「オープン市場」に分かれていて「インターバンク市場」というのが主に金融機関が参加できる市場です!
このインターバンク市場は「無担保コール翌日物レート」というものがあり、金融機関同士が「今日借りて明日返す」という超短期の資金調達で使います。
反対に「オープン市場」が一般企業でも参加可能な市場になります。
このオープン市場には「CD市場」と「CP市場」の二つがあり、「CD市場」は他人に譲渡できるタイプの預金になります。貸し借りがしやすいのが特徴です。
「CP市場」は企業が短期で資金を調達するために発行する約束手形による金融市場です。
続いて「長期金融市場」についてになりますが、こちらは【債券市場】といって債権や株式の市場になります。
こちらは話せば長くなるので、またどこかのタイミングで詳しくできればと思いますので今日は差し控えさせていただきます。
ざっくりと市場についてはこれぐらいにさせて頂きますがいいかがでしょうか?
まとめると
・金融市場には短期と長期があります。
・短期にはインターバンク市場とオープン市場があります。
・インターバンク市場が金融機関同士で、オープン市場が一般の企業も参加できる市場になります。
・長期は債券市一択になります。
■ここまでが金融市場になりますが、ここからは「金利について」を話していきます。
まず、なぜ金利を気にしなければいけないのか?
金利とは自分が資産を運用していくなかでもらえる報酬の一つなので非常に大切なのです。
どういう経済的な影響で金利が上下するのかを知っておけば自分が資産を預ける先や「売り」「買い」のタイミングを把握できるので資産運用をするには金利の把握はマストになります。
金利に関しましてはマクロな視点で見ると大変分かりやすくなります。
注目すべきポイントは主に5点
1:景気
2:物価
3:為替相場
4:海外の金利
5:通貨量
(1)景気
一般的に景気が良くなると金利は上昇します。反対に景気が悪くなると金利は下落します。
こちらはなんとなく感覚で分かると思いますが単純に景気が悪いときに他人に金利として利益を渡したくないですよね!!
(2)物価
物価が上がる=インフレ、物価が下がる=デフレこのように覚えていても差し支えありません!!
インフレになるとモノを手に入れる為に必要なお金が増えるので金利は上昇します。デフレになりますと金利は下がります。
(3)為替相場
為替相場とはよく聞く「円高」「円安」というものです。1ドル=○○円になるのですが、よく円高、円安を混同しがちなので今日でマスターしちゃいましょう‼
円高は「円の価値が高い」と覚えましょう
1ドル=100円か1ドル=90円ではどちらが円の価値が高そうですか?
価値が高い=貴重なので当然1ドルを払ってもらえる量が少ない方が価値が高そうですよね?なので円高と聞いたら1ドル=100円ではなく1ドル=90円のほうになります。
円安も同じ考え方を採用して頂ければ問題ありません。
海外のモノの価値がどうなるかの立場になって考えるとイメージしやすいです。
円高の時になると1ドルで買える物量が増える=物価が下がります。
円安=物価が上がる=金利が上昇します。
(4)海外金利
こちらは資産運用している人の立場になって考えるとわかりやすいです。
海外の金利が上がると円を売って外貨を得ようとします。円が沢山売られると円安を引き起こして結果的に国内の金利が上昇します。
(5)通貨量
通貨量とは市場に出回っているお金の量です。
通貨量が多くなると金利は減少します。
逆に通貨量が少なくなると金利は上昇します。
金利の上がるタイミング、下がるタイミングをチェックしておけば自分で資産運用をする時にどこにお金を預けるか?どのように運用するか?が見えてきます‼要チェックしてみてください。
いかがでしたでしょうか?
最後に本記事のまとめになります
・金融市場とは何か?
・金利動向について
この二つを学んできました
・金融市場とは何か?については
短期と長期があり、短期にはインターバンク市場とオープン市場、長期には債券市一択があります。
それぞれの特徴のみチェックしておけば大丈夫です。
・金利動向については
1:景気2:物価3:為替相場4:海外の金利5:通貨量の5種類を覚えてそれぞれ上がったり下がったりが金利にどう影響するかを覚えてもらえれば問題ありません!
これからもリテラシーを高めてコロナに負けないように頑張りましょう!!